• 田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<妻が胃ろう生活になる>

  • Apr 3 2025
  • Length: 7 mins
  • Podcast

田舎坊主の闘病日記ー腰の骨が溶けたー<妻が胃ろう生活になる>

  • Summary

  • 2015年3月30日

     妻の主治医のN先生と会い、胃瘻の同意書にサインする。

     手術日は四月一日夕方になる。


     長兄が通院外来日でお義姉さんと一緒に病室に来てくれる。


    2015年3月31日

    妻の病院から帰り、近くの公園で副住職たちがお弁当をもってきていたので、いっしょにいただく。

     あす夕方、妻に胃瘻手術をする。

    2015年4月1日

    妻の胃瘻設置、無事終了。N先生は「リハビリも頑張ってくれているし、呑み込みだけが問題なのでしっかり回復するようにします」と話してくれる。

    PEGという胃瘻は「ピアスのようなもの」ということで簡単に外せるそうだ。このことを妻には何度も伝える。少しは納得してくれたように思う。

    2015年4月2日

    妻がPEG(胃瘻)のところが痛いとシャワーを拒否する。

    N先生と話す。ニュープロパッチ(パーキンソン病貼り薬)でジスキネジア(不随意運動)がきつくなってきたのでレキップCR(パーキンソン病薬)に変更したことなど。

    2015年4月3日

    点滴を嫌がる。胃瘻で点滴はなくなるように話していたから、そらそやなあ。

    夕方N先生から電話あり、「医大へ移すか、気管切開になることも考えてほしい」と言われる。

    これ以上はかわいそうや。わしは同意したくない。なにもできない自分が情けない。ごめんよ。

    2015年4月4日

    腰痛でなにもできない自分が情けない・・・・

    2015年4月5日

    病院を追い出されるように思っているのか?靴を履いて車いすに乗せてという。

    N先生が居て、痰が少なくなってきていると聞かされる。

    2015年4月6日

    痰がいつもの粘る唾のようにおもうが、量が多い。夜眠れていないのか「安定剤」がほしいという。主治医に伝えてほしいと看護師に伝える。

    2015年4月7日

    午前八時からN病院外来。腰のレントゲンを撮るのに仰向けになるのがとても痛かった。

    レントゲンでは問題がないよう言われるが、念のため4月22日にMRIをとると言われる。CRPが四以上にあがっていた。

    N病院のN先生には引き続いて抗生剤や痛み止めを処方してもらう。

    午後檀家Nさんのお葬式に行く。

    2015年4月8日

    妻に会いに行く。わしには「目を拭くな」と言う。でも、お義姉さんに顔を拭いてもらったら、気持ちよさそうだった。

    2015年4月9日

    痰を拭いてやったら、いつもの唾のようで濁りがなかった。すこし薬が効いていたのか自分で洗面台で歯を磨くといいだすが、わしは腰が痛くて介助できないので、ベッドに座って歯を磨く。

    腰が痛いときには来れないことを言うと「無理せんといて」といってくれた。

    久しぶりの妻の優しい言葉に胸が熱くなる。


    合掌

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