20代から劇的に差をつける!
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Narrated by:
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木場本 和枝
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By:
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清水 克彦
About this listen
牧師でテンプル大学創設者のラッセル・コンウェル氏が、著書『ダイヤモンドを探せ』
の中で語っている言葉に、こんな言葉がある。--ニューヨークやロンドンではなく、
あなたが今いるところにチャンスはあります。非凡な才能など必要ありません。
平凡な能力を、大きな目的に向かって、最大限生かせばいいのです--
私もそのとおりだと考えている。
~中略~
今の若手社員たちを「デイトレーダー型」と呼ぶ人がいる。
細かい損得勘定で、より条件のいい会社を物色し、見つかればすぐ働いていた会社を
辞めてしまう人たちを評した言葉だ。彼らは、ちょうど個人投資家がウェブ上で
次から次へと銘柄を売り買いするように安定株主にはなりにくい。
事実、文部科学省がまとめた離職率の推移を見れば、この十年間というもの、
大学卒の新入社員のうち三人に一人が三年以内に会社を辞めている。驚くことに、
中学卒では七割、高校卒では五割の若者が三年以内に職を辞しているため、中学卒、
高校卒、それに大学卒の若者たちの三年での離職率を「七・五・三」などと
形容するくらいだ。
~中略~
私は、社会の変化に応じて働き方も多様化している今、いたずらに「石の上にも三年」
を強要しようとは思わない。しかし、少なくとも、会社の規模や目先の収入の多寡、
あるいは現在担当している仕事の好き嫌いだけで会社を辞めたり、将来を悲観
してしまったりするべきではない。むしろ、私の経験上、二〇代から三〇代に
なるころまでは、以下の七つの点に留意して、とにかく前のめりになるくらい
ポジティブに生き抜き、キャリアを積み重ねていってほしいと思っている。
(1)人生は先手必勝/(2)自分のブランドの確立/(3)人生のトータルイメージを描く/
(4)情報への感性をみずみずしく/(5)仕事で一番になる/(6)貯めるより投資/
(7)異性との付き合いで幅を広げる--
本書ではこの七点を、不透明な時代を生き抜き成功するための七つ道具と位置づけ、
具体的にはどうすればいいかを細かく述べていきたいと思う。
~後略~
(C)K.Shimizu 2008
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