首飾り cover art

首飾り

こどものための聴く名作 23

Preview

Try Premium Plus free
1 credit a month to buy any audiobook in our entire collection.
Access to thousands of additional audiobooks and Originals from the Plus Catalogue.
Member-only deals & discounts.
Auto-renews at $16.45/mo after 30 days. Cancel anytime.

首飾り

By: ギ・ド・モーパッサン
Narrated by: バートラム
Try Premium Plus free

$16.45 per month after 30 days. Cancel anytime.

Buy Now for $6.99

Buy Now for $6.99

Confirm Purchase
Pay using voucher balance (if applicable) then card ending in
By confirming your purchase, you agree to Audible's Conditions Of Use and Privacy Notice and authorise Audible to charge your designated credit card or another available credit card on file.
Cancel

About this listen

マチルドはだれもがふり返るほどキレイな女性でした。
それなのにマチルドの家にはお金もなければ財産もありませんでした。
そしてお金持ちでりっぱな人と知り合って結婚するという方法もわかりませんでした。
やがてマチルドは、ロワゼルという名の身分の低い役人と結婚しました。

マチルドははなやかに着かざるよゆうはなく、いつも地味な服を着て、いつも不満に思いながらすごしていました。

ある夜のことです。夫はいつになくいそいそと帰ってきました。
「ほら、おまえにいい物をあげよう」
そう言って、一通の封筒を差し出しました。中にはパーティーの招待状が入っていました。

しかし、マチルドは着ていくドレスがないからパーティには行かないと言いはります。
仕方ないので夫は自分のへそくりでドレスを買う約束をしました。

ダンスパーティーの日が近づいてきました。
しかしマチルドは暗い顔で、何かを心配しているように見えました。ドレスはしっかりできあがったというのに……。
夫はふしぎに思って、マチルドにたずねました。マチルドは、身につける宝石が一つもないからパーティに行くのはやめると言いだしました。
困った夫はマチルドの親友のフォレスティエ夫人から宝石を借りたらどうかと提案します…。

目次
首かざり

ギ・ド・モーパッサン
1850年生誕。19世紀フランスの作家。なかでも短編小説家として有名でフランス文学の代表的な存在である。葛藤や焦り、人間関係の複雑さなど心理描写が作品にこめられ、多くを執筆した。代表作は短編小説「ボワヴァルの木陰で」。1893年没。
©2023 PanRolling
Fairy Tales, Folk Tales & Myths Literature & Fiction

What listeners say about 首飾り

Average Customer Ratings

Reviews - Please select the tabs below to change the source of reviews.

In the spirit of reconciliation, Audible acknowledges the Traditional Custodians of country throughout Australia and their connections to land, sea and community. We pay our respect to their elders past and present and extend that respect to all Aboriginal and Torres Strait Islander peoples today.